私は結婚を機に長年勤めていた会社を退職したのですが、
専業主婦になる予定だったので特に次の仕事は探しませんでした。
退職をするのは簡単ですが、辞めてから吃驚することが沢山あり
今後の参考にしていただければと思います。
<退職前は貯金をしておく>
私は毎月の給与も高く貯金がそこそこあったので困らなかったのですが、
仕事を辞めてから最初に自宅に来た住民税は15万円程でした。
住民税は一年前のものを収めるので納付日がズレてしまいます。
働いているときは給与から引かれるので気づかなかったですが、
辞めた瞬間多額の納付書が来て吃驚!
それだけではなく、半年後にも35万円の残りの住民税があると言われました。
辞めた意味がないじゃないかと思うかもしれませんが、
いずれはかかると思い飲み込みました。
また、健康保険については国民健康保険に加入する為毎月3万円×6カ月分、
そして年金は10万円程の納付書が届きました。
とりあえず今まで知らずに過ごしていたものが引かれて、ガッカリしました。
お金がない人は退職はしてはいけないと感じました。
ご主人様が払ってくれたら問題ありませんが、
自分の問題を夫に払わせるわけにもいかず私は自分で頑張ってやりくりしました。
<退職する前に他の仕事を探しておく>
私は自分が働いている間に、退職していくスタッフを多く見てきました。
みんな若く思った瞬間に行動する人が多かったので、
「そんなんで大丈夫なのか」と心配になりました。
案の定、退職後はSNSにニートっぷりの写真やコメントが上がってきていました。
次の仕事がしたいと思ったら面接を受けて良い所までもってきてから、
退職の意思を伝えるべきです。
勿論退職はしたいと言ってすぐには出来ませんが、
最低でも1カ月半前までには社会人として迷惑をかけないように相談しなければいけません。
<資格を取っておく>
先輩で流石だなと感じたのは、
辞める半年前からパソコン教室に通って資格を取得していました。
私たちの仕事は接客業だったので資格とは無縁でした。
その為、こっそりと努力してパソコン検定を受けていた先輩に驚きました。
ただ、本当はそのようにしてから退職するのが一般的であり、
むやみやたらに駄目なら次の仕事をしようと思っているだけではいけないと改めて感じました。
退職前に出来る事はたくさんあります。
結婚を機に辞めるのであれば年末に辞めるか、
ご主人の健康保険が加入できる時期を見計らって辞めるのが最適です。
そして、お金は少なからずかかってくるのでその分の必要経費も準備する必要があります。
考えてから退職届を出しましょう。