職場の誰かが中途退職すると、
周りの人に迷惑がかかることもあります。
定年退職の場合は、誰が、いつ退職するかがわかっていますから、
その準備をしておくこともできますが、
中途退職の場合は多少の混乱が生じることもあるでしょう。
「たつ鳥跡を濁さず」ということわざがあるように、中途退職する場合は、
できるだけ混乱が生じないような配慮はしたいものです。
現在の仕事の状況や取引先との関係など、職務にかかわる状況や情報を、
後任者にきちんと引き継いでおきましょう。
後任者がわからない場合は、上司に伝えておきます。
なお、会社の名刺や仕事関係で受け取った名刺などは、
会社へ残しておくのがマナーです。
退職をするときは、取引先や関係者に退職することを知らせ、
今までお世話になったことへのお礼の挨拶をしておきます。
業務上必要な伝達事項があれば、そのときに伝えておくといいでしょう。
後任者が決まっている場合は、取引先や関係者にその後任者の名前を告げておくか、
後任者とともに挨拶回りをするのが一般的です。