去年他界しましたが私の父親が障害年金受給者でした。
本来なら障碍者になった時にもらえるはずだったのですが、
父の場合は他の年金がもらえる年齢になってやっと貰えました。
理由は、障害の原因が曖昧なのと医療機関による書類上の記入間違いの為です。
父は長い間、糖尿病を患っておりそれが原因で足を切断しなければならくなりました。
手術で切断し、障碍者手帳まではよかったのですが障碍者年金を申請した時に、
「障碍者手帳を持つことになったきっかけ」が曖昧だったので一回目は却下されました。
(切断だけでは理由にならず、父の場合は、いつ糖尿病になったのかがきっかけにあたるそうです。)
過去の日記や診察記録を見返して診断された日付がわかり、
それで年金の申請に行きましたがまたもや却下され、
医療機関に作成してもいらった書類を見たらなんと切断した足を間違えて記載されており、
申請書と食い違ってしまったがために却下となりました。
「また、申請に行けばよいじゃないか。」
そう思う方もいるかもしれませんし、した方もいるかもしれません。
自動車に乗れる私も妹もフルタイムの仕事をしており
母は電車に乗って自宅からかなり離れた事務所まで行かなければなりません。
何回も却下されればあきらめてしまう方もいいてもおかしくないでしょう。
結局我が家は、3回ほど申請書を書いていきましたが、
最後の最後で諦め、年金受給資格に達するまで申請はしませんでした。
直接申請には行きませんでしたが、近くで見ていた身内である私が思ったことは
初診してもらって傷病の判明、治療開始の日付は正確にわかるように、保存しておくことが大事。
事故等の怪我なら日付とかわかりやすいですが
糖尿病等の内科系の病気からですと遠い過去の記憶になってしまうことがあるからです。
(実際発病してから切断まで10年くらいたってました)
医療機関で作成してもらう書類については出来上がったら必ず内容を確認してください。
(右手左手等かなり単純なところで間違っている時があります)
我が家では上記の2点が申請書を作成するにあたりかなりネックになっていたところです。
今思えば、日付がしっかりしていればすんなり申請が通ったのかなと思います。
今日、生活保護費の不正受給等が問題視されている世の中なので、
申請書を受け取る側もかなりシビアに書類を見てきます。
内容の確認も厳しく、少しでも疑問に思ったことはどんどん質問されます。
申請に行くときは、提出しない書類(申請書作成でつかった資料等)を持っていくことをお勧めします。
あと、1回申請が通らなくても、申請自体は何回でも大丈夫ですので皆様がんばってください。