私は、2003年3月に前の会社を退職してから、
今の会社へ転職し、現在も継続しています。
前の会社にて転勤の辞令が下りたことと、
パソコン関連のスキルアップが望めないと感じて、
思い切って転職をしようと決意しました。
転職活動をスタートしたのは、同年2月でした。
しかし、その頃はなかなか良い会社が見つからないと思い、
アルバイトなどで最低限の収入を確保できるようにと考えて、
3月以降に確実に仕事が出来るようにとアルバイト探しを優先し、
正社員としての転職活動も同時に進めていました。
しかし、正社員の雇用を受け入れる会社が見つからず、
前の会社を退職した10日後に、
現在務めている会社にアルバイトとして入社することに決めました。
アルバイトの雇用条件は時給制でしたが、
残業もあり、拘束時間を考えると以前の会社より不利なものでしたが、
職種は前の会社にて習得したパソコンスキルを活かせるオペレーターで、
手取りの給料も前の会社より少し下がる程度だったので、
生活にはあまり困らなかったことを覚えています。
しかも、今の会社のアルバイト入社は、前の会社の有給休暇消化期間中であったため、
その期間を有効利用できました。
そのため、転職エージェントを利用しておらず、
その後の転職活動は、当初3か月契約だったために、
その後で再開しようと思っていました。
ところが、今の会社の部署にいた部長より、
この3か月間の私の勤務状況を評価してくれて、
アルバイトの昇給と長期雇用の打診があり、私はそれに応じました。
事実上、籍は今の会社へと移行し、確定申告は会社にて対応して頂けるようになりました。
アルバイトとして入社してから約1年後、
準社員として、保険も完備、月給制へと待遇も良くなり、その後も継続しました。
なおかつ、生活に不安がなくなり、完全に転職活動を停止しました。
その1年5か月後、ついに、正社員としての打診があり、
2005年9月に正社員として入社することが出来ました。
職種はPCオペレーターだけでなく、CAD図面のオペレーター、営業担当のサポート、
そして、技術・機器メンテナンスサポートにまで加わることになり、現在に至っています。
この転職活動において、正直、アルバイトとしての入社は
収入が安定しないのではないかと不安でしたが、
失業保険に頼らず、生活の基盤や収入源を確保出来るだけでなく、
アルバイトとしての仕事ぶりを会社に評価してもらえて正社員として昇格できたことで、
仕事のスキルを実務で磨くことも出来て、自信が持てるようになりました。
転職エージェント・転職サイト・職業安定所などを利用するのも有力ですが、
敢えてアルバイトからの入社によって
正社員登用への道がある企業にチェックしてみるのも得策だと実感し、
新しい手段を検討するのも良いと思います。