人間関係がうまくいかなかった時…
腹の立つお客様に出くわした時…
頑張ってもそれに見合うお給料がもらえなかった時…
誰もが一度は考えるのではないでしょうか?
この仕事辞めよう、と。
深刻な人材不足のこのご時世、仕事はいくらでもあるでしょう。
しかし、いい仕事が見つかったとしてそこで働くためには必ず面接があります。
そしてその面接では必ず、「以前勤めていた会社はなぜ退職されたのですか?」と聞かれます。
転職を考えているそこのあなた、理由をしっかり答えられますか?
仕事を辞めるってとてもネガティブなイメージですよね。
実際、そのほとんどの方が嫌な面や都合の悪いことがきっかけだと思います。
しかし面接する方も意地悪で聞くわけではありません。
この質問に対しての受け答えでその人の人柄を見極めたくて聞くのです。
辞めた理由にはその人がどういうつもりで働いていたのか、
どんな風に仕事に取り組んでいたのかが垣間見えます。
それだけ転職の理由とは大切で、答えは必ず用意しておかなければなりません。
ではどの様に答えれば良いでしょうか。
私は面接で必ずしも正直に話す必要はないと思っています。
ただ全くの嘘をつくのは心苦しいし、リアリティーもありません。
本当の理由に少しだけスパイスを加えるのが大事です。
例えば実際は
「休みが取れないブラック企業で、法事や結婚式意外は認めてもらえず、
激務で長時間労働なのが嫌で辞めた!」
という場合…これをそのまま言ってしまってはダメですよね。
あまり前の会社の愚痴の様になってしまうのは印象がよくありません。
この場合なら
「バイクの免許を取りたかったのですが、
忙しくて教習に通う時間がなかったので辞めました。」
という様に、何か仕事以外のことに時間を使いたかったが出来なかった
ということを具体的に言います。
何となく時間がなくて…寝不足で体調が悪くなってしまって…
だけでは意思が弱いだけかなという印象を面接官に与えてしまいます。
明確な趣味や資格取得の意思を伝えることで、
個性やモチベーションの有無、意欲を見せることが出来ます。
スキルアップにつながる様な資格などを挙げれば好印象ですし、
趣味をもっている人は仕事に対するモチベーションがある
というアピールになるので強みになります。
あくまでもリアリティーが大事なので、
自分がこれから本当に取りたいと考えている資格や免許、
実際の趣味などが理由だと良いですね。
逆に転職を機に趣味を作ったり資格を取得を考えてみても良いと思います。
仕事が変わるということは環境が変わります。
環境が変わるなら、あなた自身も変わるチャンスだと思いませんか?
転職理由は人それぞれですが、この人の話をもっと聞いてみたい、
一緒に仕事をしたいと思えるような人柄をそこに滲み出せるかどうかがポイントですよ!