私が長年勤めていた会社をやめた理由は、
時代と共に進化する業務内容に自分の頭がついていけなくなってしまい、
今後のことを考えてときにプランがまったく描けなくなってしまったことでした。
いずれリストラされるのではないか・・・
ずっとそう思い悩んで数年が経過していくことでストレスがたまってしまって、
以前から持っていたうつ病が悪化。休職をすることになりました。
この厳しいご時勢の中で一度離職してしまうと生活が危ないとの思いから、
最初は精神的に少し落ち着きが出てきたら復職するつもりで考えていたのですが、
いつ復帰しても会社の業務内容が理解できることにはならず、
いずれ職を離れなければならないのであれば少しでも早く転職しようと決断して会社を辞めました。
会社を辞めるまで知らなかったことも多く、
失業手当については退職してからすぐにもらえるものだと思い込んでいました。
しかし実際は退職の理由に大きく左右され、自分の一身上の都合で退職した場合、
失業手当申請後約3ヶ月は支給を受けられないことがわかりました。
3ヶ月無給となるとかなりの痛手になるのですが、自分の場合は会社を自らの意思で辞めたのですが、
その理由が会社で生活していく中で強いストレスを感じて病気を発症して再起不能となったことということもあり、
退職がやむを得なかった事情と判断されて、申請後すぐに支給をうけることができました。
転職を考えている方はその辺もよく確認したほうがいいと思います。
退職後もう1つ驚かされるのが国民健康保険料と国民年金の額。
正直なところ会社で働いているときは給与から天引きされるのであまり気にも留めていませんでしたが、
失業すると大きな負担を背負うことになります。
私の場合なので一例としてとらえてほしいのですが、会社の健康保険料は月9000円程度。
しかし国民健康保険となると月15000円と格段にあがります。
年金についても然りです。
ただこの国民健康保険料や年金の負担額については将来の支給額の減額と交換条件に
負担額の免除を申し出ることもできます。
自治体によっては市県民税などについても条件次第では免除の対象となるようですが、
基本的に役所側からはあまり教えてくれないようです。
直接問い合わせてみるとよいと思います。
今の会社で行き詰ってしまったら自分は転職をおすすめします。
ほんとうにその会社で最後まで働けるのかを考えて、
健康的に働ける職場を選ぶことが良い選択だと思います。
ただ、いざ退職となってから自分のように知らないことだらけであわてないように一度退職後に行うこと。
まだほかにもいろいろとありますので調べておいたほうがいいと思います。