精神疾患の私が傷病手当金を受給していたときの話

私は、適応障害を患っており傷病手当金を受給していました。

 

当時の状況ですが、私は大学を卒業後医療職として施設に勤務していました。

働いて3年目、当時24歳の頃、

徐々に後輩も増え始め任される業務量も多くなってきたときの事です。

 

休みの日の夜、突然に涙が止まらなくなりました。

悲しくもないのに変だなと思ったのですが、

当時は「疲れているから休んだら良くなるだろう」

と簡単に考えてその時の事はすっかり忘れていました。

今振り返るとこの頃から体調が悪くなっていたのだと思います。

 

それから数ヶ月が経ち、業務中に上司から些細な事で指摘されました。

いつもはこのくらいの事では落ち込んだりはしないのですが、

その時初めて職場で涙が出ました。

人前で泣いたのは初めてでしたし、自分でも抑えられない感情に戸惑いました。

 

それからというもの、些細な事で涙もろくなり、仕事中休憩室で休む事が増えてきました。

 

ある日、職場に行く為にバスに乗って通勤していたときの事です。

バスの中で涙が止まらなくなり、仕事を休ませてもらい心療内科へその時初めて受診しました。

医療職ですが初めての心療内科で緊張しました。

 

主治医に経緯を説明すると「適応障害」と診断されました。

学校でも習ってきた言葉だったので、「まさか自分が」とは思いました。

主治医と相談し、休職を勧められました。

 

その旨を上司に相談したところ、

今後についての連絡は後日行うので今は休むように

と言われ安心しました。

 

その後、職場と連絡を取り合った結果、休職は最長3ヶ月までで

それ以降復帰できる兆しが無ければ、退職になるという話となりました。

 

休職中は有給休暇を使わせてくれたので良かったのですが、

その後の資金に関してとても心配しました。

 

 

【傷病手当金受給の申請の流れ】

休職中に上司連絡を取り、「傷病手当金を受給してはどうか」との提案がありました。

傷病手当金について全く知らなかったため、手続きに関してとても苦労しました。

 

私の職場の場合、職場の担当をしている社会労務士を通じて

管轄である協会けんぽとの連絡のやり取りを行わなければならず、

とても手間がかかりました。

 

当時の流れはこうでした。

・通院の際に主治医に申請書へ必要事項を記入してもらいます。

・申請書を社会労務士へ郵送します。

・社会労務士が協会けんぽへ書類を送ります。

・指定の口座に傷病手当金が振り込まれます。

 

上記の流れで行っていたのですが、社会労務士とのやり取りで

「受診の回数が少ない」

「直す努力をしていない」

というとても厳しい言葉の書かれた手紙が自宅へ届きました。

 

主治医と相談し受診回数も決めていたので、

闘病中にそんなひどい事言われても治る物も治らない思い、

傷病手当金の受給についていろいろと調べてみる事にしました。

 

協会けんぽの窓口へ行き、受給について相談してみると

「自分で申請書を直接協会けんぽへ郵送すれば申請が行える」

とのことでした。

何でもっと早くに相談しなかったのだろうと後悔しましたが、

その後の手続きはとてもストレス無く行えました。

 

以前は社会労務士を挟んで申請していたものが、

・通院の際に主治医に申請書へ必要事項を記入してもらいます。

・申請書を協会けんぽへ直接郵送します。

・指定の口座に傷病手当金が振り込まれます。

 

上記の手順になり、なおかつタイムラグも無く

すぐに傷病手当金が振り込まれるようになりました。

 

私のように会社と上手く行かず傷病手当金を受給するとなると、

連絡を取るのでさえも大変だと思います。

指定の窓口へ相談することでアドバイスをもらう事ができるのでおすすめします。

 

 

【受給中の生活】

受給して間もない頃は、

「病人だから安静にしていないといけない。

他の人は働いているのに、外に出るのは気が引ける。」

と思い、服薬中で身体もきつかったためほとんどを家の中で過ごしました。

 

主治医と相談し好きな事はやっても良い。

といわれ、少しずつ外出の機会を増やしていきました。

 

その後、とても仕事に復帰できる状況ではなかったので、

3ヶ月の休職期間を経て退職をしました。

 

また、一人暮らしをしていたため、実家へ引っ越す事にしました。

引っ越してからも通院を続け自分自身で申請の手続きを行いました。

 

体調にも波がありうつ病のような症状も続き、

通院は約2年行い、傷病手当金は1年6ヶ月ほぼ満期まで受給していました。

精神疾患のためなかなか治らず気の遠くなるような治療期間でした。

 

働きながらの治療だと悪化する事も考えられたので、

傷病手当金があったおかげで治療費への不安も無く

ゆっくり治療に専念できたことはとても有り難かったです。

現在は治療も終えており通院も終了しています。

 

 

【傷病手当金を申請する方へ向けてのアドバイス】

傷病手当金について、知っている方は少ないと思います。

病気についての相談にもなるので、なかなか身内には相談しにくいですし。

私自身、誰に相談していいのか分からず、インターネットで調べる毎日を過ごしていました。

 

休職や退職の手続きなど、闘病中に申請する物は沢山あるので、とても負担になると思います。

もしなにか困った事があったら、管轄の相談窓口へまず電話をするか、

窓口へ行き直接相談する事をおすすめします。

 

病気になってしまう事は良い事ではありませんが、自分自身と向き合う貴重な時間です。

今まで頑張ってこられた分ゆっくり休んで回復できるように、ご自身を大切にされて下さい。

この記事を読まれて少しでも参考になれば嬉しいです。






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