20年近く前の退職話

退職したのは今から20年近く前ですが、

会社を辞める理由なんてそうそう変わらないと思います。

 

私は高卒で中小の製造業に就職しました。

高校時代にアルバイトをしたことがあるとはいえ

一日中仕事の経験などはなく、すべてが初めてです。

 

今も昔もそう変わりませんが、

転職を繰り返す人間は堪え性がなく、軽く見られがちになります。

 

「まず、3年は続けよう」とがんばり、その通りにしました。

3年も続ければ慣れや惰性、変化への恐怖で中々辞められなくなります。

 

それでも10年目、あることが起こります。

会社で製造した部品に欠陥が見つかり、大量の返品が発生したのです。

欠陥の原因は作業者のミスではなく、もっと原理的なもので、

製造法の構造的な問題が根本にありました。

 

通常であれば取引先に賠償金などを支払い、返品された部品は破棄されるでしょう。

しかし会社は返品されてきた部品の再生を決定、その再生法の開発に私が選ばれたのです。

 

開発はかなり難航しました。

そもそも、その部品自体が特殊なもので、技術的なノウハウがほとんどありません。

業界紙や専門書を参考にして、実験室レベルでテストを繰り返すも上手くいかず、

仮に実験室レベルで上手くいっても現場レベルでは上手くいかない…。

また、それ以外にも仕事を抱えているのに、

部品再生については私に丸投げした後は知らんぷり状態でした。

 

誰よりも早く出勤して、ほぼ最後に退社。休日出勤もありでした。

追い詰められつつありましたが、自分なりの義務感と責任感で何とか仕事をする毎日です。

 

しかし、ある会議で仕事の遅れを指摘され、

その時はスルーしたものの後日爆発してしまいました。

上司の上司に直談判、現状を説明するとともに不満をぶちまけたのです。

基本大人しい私なので、上司はかなり驚いた様でした。

 

結局、部品再生業務からは外れましたが、

誰かが引き継いだ訳ではなく放置され、結果会社は再生を断念しました。

それが更に会社に対する不信感を募らせ、

それでも三ヶ月ほど悩んで上司に退職の意思を伝えました。

会社は一応引き留めに来ましたが、本当に留まって欲しいのか、

体面上引き留めただけなのか、今でも分かりません。

 

退職の意思が変わらないと悟ったあとは比較的順調でしたが、

退職後本社に赴くと本社の人間は知らされておらず、びっくりしてしまいました。

本社の人事部の人からは「もしかすると、退職金の支払いが遅れるかもしれない」とのお話。

どうも、私の上司の上司の部下が辞めると、意図的に退職金の支払いを遅らせていた様です。

 

噂の範疇でしたが、先輩も退職金が支払うまで三ヶ月かかったようで、

自分もそうなるかも、と覚悟はしていました。

しかし実際には退職後二週間で支払われ、この辺りの真実は不明です。

 

今考えると、仕事の流やシステムには大いに問題があったと思いますが、

残業代や休日出勤代はきっちりとでていたし、

給与関係の計算でミスが発覚した際はすぐに対応しており、一概にブラックとも言えません。

現在もその会社は存続しており、当時の上司の上司が社長になっています。

時の流れを感じるとともに、少しだけ自嘲的な気分になります。






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