就業規則を盾になかなか退職させない会社

もう昔のことですが私がある事務機器販売会社に勤めていたときのことです。

その会社は従業員20名ほどの小さな会社だったのですが

今でいえばいわゆるブラック企業になるのかもしれないです。

 

私は営業マンをやっていたのですが、

とにかく勤務時間が長く終業時間の17時に帰れたことは一度もないです。

それどころか夜は8時から9時まで取引先に売り込みに事務所に帰ると、

売り物の事務機器の清掃やメンテナンスをします。

 

しかしそれで仕事が終わるのではなく、

そこからが毎日のように意味のない会議をだらだらと繰り替すのです。

もちろん残業代など1円もつかず基本給も安いので、まったくやりがいもなかったです。

 

元々がやりたい仕事ではなかったので

半年もすると、次第に嫌気がさして辞めることばかり考えていたのです。

それに同族会社だったので親族だけが、有利なのも頭にきていたのです。

 

そんな会社でも気の合う先輩もいたのですが、

その先輩は人はよかったのですがとにかくやる気がなく、

営業に同行しても売り込みに消極的で

私以外の会社のメンバーともあまりしゃべっていなかったです。

その先輩は私から見ても、会社が嫌でやめたくて仕方ないように見えていたのです。

 

先輩は私が入社して3ヵ月ぐらいのときに退社したのですが、

それだけ嫌ならどうしてすぐに辞めなかったかのと不思議だったのです。

 

その理由は後になって私が退職願いを出したときに理解できたのです。

嫌でたまらなかった会社でも就職がなかなかうまくいかなくて、

やっと採用してくれた会社だったので辞める踏ん切りがつかなかったのですが、

ある日嫌いな上司に飲みに誘われて、これも仕事のうちと我慢して誘いにのったのです。

 

酒が入るにつれ上司は調子にのって、会社の他の同僚の悪口を言っていたのです。

私もふんふんと聞いていましたが店を出るときにその上司の一言に唖然としたのです。

「今日は勘定は君が払ってくれよ」

この言葉で今まで我慢していたのが、限界になり辞職を決意したのです。

私より年齢も社歴も遥かに上の人が弱い立場のものにおごってもらうとはありえないです。

 

私は翌日人事部長に事の顛末を話して辞職したいことを伝えていたのです。

部長は一応引き止めにかかってきましたが、私の決意が固いのを見て辞表を受け取ったのです。

 

しかし部長がいうにはこの会社は辞職するには、

3ヶ月前からいう必要があると就業規則に書いてあるというのです。

これであの先輩がなかなか辞められなかった理由がわかったのです。

 

しかし労働基準法では退職の通告は2週間前になっていて、

規則より法律が優先することを伝えるとさすがに部長も認めざるを得なかったのです。

 

もし会社が違法な就業規則をたてにやめさせないときは、法律を武器にすることです。

私はこのあと特に会社と争うことなく無事退職できたのです。






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