退職後に初めて傷病手当金の申請をしました

私の病気の状況は、双極性障害で会社を辞めざるを得なくなりました。

双極性障害ということは会社には秘密にして働いていましたが、

二週間に一回通院をしていたので、

なんらかの精神疾患があるのだろうということは薄々気付かれていたと思います。

 

双極性障害は、躁状態になったりうつ状態になったり何事もなく穏やかな時期があったりと、

自分でも自分のコントロールが難しい病気ですが、

一番危険なのは躁状態の時です。

 

妙にハイなテンションになり、万能感というか、

自分には何でもできるというような気持ちになり、

夜眠るのがもったいない位にアクティブに活動し、

また、人に対して何かと攻撃的になったりします。

 

自分の力でコントロールするのは無理なので、

躁状態になりそうな感覚を覚えたら担当医にその事を伝え、

薬を調整してもらって対応するしかありません。

 

当然、うつ状態の時の薬と躁状態の時の薬は違いますから、

自分で自分の状態を敏感に感じ取り、早めに医師に報告して

上がり過ぎないように、下がり過ぎないように、

と調整してもらうのです。

 

そういった調整がいつもいつも上手くいくとは限らず、

激しい躁になると、自分で躁だと認識する前に一気に躁状態になってしまい、

周りとのトラブルを引き起こします。

 

退職の理由としては、別に双極性障害だから辞めなければならなかったわけではなく、

躁状態の時に、上司に腹が立って腹が立って仕方なくなり、

思わず暴言と言うか喧嘩のような事になり、もう限界だと思って辞めました。

 

 

傷病手当金を受給するまでは多少の苦労がありました。

退職後、病院の受診時に先生に退職した旨を伝えると

先生はあまりにも突然だったのでとても驚いて、

躁の薬が間に合わなかった事を悟りました。

 

その代わりに、私のそれまでの勤務状況などを聞き、

『傷病手当金』がもらえる事を教えてくださいました。

 

傷病手当金というものは、病気で会社を休職しているような人がもらえるものだ

という感覚があり、

既に会社を辞めてしまっているのに本当にそんなものがもらえるんだろうか

という思いはありましたが、

先生がそう言うので、不承不承会社に連絡をしてみました。

 

会社の経理の人に先生から教えてもらったとおりの説明をしましたが、

やはり「退職した人には適用されません」という返事で、

社長に直接連絡をしてもやはり、申し訳なさそうに同じ台詞を繰り返すだけでした。

 

病院の先生に、「やっぱり無理でした」という事を伝えると、

「そんなはずはないよ。きちんと正当にもらえるはずだよ。もう一度説明してごらん」と言われ、

先生から教えてもらった受給条件を会社の方に伝えるやりとりが更に2度3度あり、

やっと向こうも勉強をしてくれてわかってくれました。

 

社長が「ごめんなさい。受給条件に合っていました。これから手続きをしますね」

と言ってくださり、やっと手続きに入ることが出来ました。

 

 

受給中の生活は家にほとんど引きこもっていました。

家から出るのは食料や水の調達くらいのものでした。

1年半の間、傷病手当金が貰えるという事もあり、安心感がありました。

 

受給していた期間は1年半です。

 

傷病手当金を申請する方たちへのアドバイスをあえてさせていただくとすれば、

退職後でも、傷病手当金をもらえるということを知って欲しいです。

もちろん幾つかの条件はありますが、条件に当てはまっていれば諦めずに申請して欲しいと思います。

1年半の間、傷病手当金を貰えると言うのはとても大きな事です。

 

 

回復してから仕事復帰するまでのことはというと、

精神疾患が1年半の間に回復するというのはなかなか難しいものだと思います。

1年半の受給期間が過ぎても、状態が良くなっているとは限りません。

実際に私もそうでした。

何なら、うつ状態のほうに傾いて、退職当時よりも酷くなっていたかもしれません。

 

傷病手当金の支給が終わってからは貯金を切り崩して生活していましたが、

このままではいけない、

という気持ちだけが焦って、

でも何をどう動けばいいのかわからず、行政のお世話になりました。

 

まず、福祉課を紹介されました。

福祉課の方が、週に1度でも外出して人と話す機会を作ろう、

といって週に1度1時間、私の話し相手になってくれました。

 

話す内容は他愛も無い話ばかりです。

それが週に2日になり、3日になり、というところから始めていきました。

 

その内、多少元気になった私に、

次はハローワークのほうで求職活動に入るように促してくださいました。

 

1回目の面接で正社員として受かったのですが、

いきなりフルタイムで働く自身がなかったので自分から断り、

今は生活リズムを整える為に、A型事業所で働いています。

 

ここでは、自分に精神疾患があることを隠さないでいいので精神面ではすごく気が楽です。

世の中にはいろんな働き方があるなあ、と思いました。






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