退職後でも傷病手当金を申請できました

私の病気は、いまでは“双極性障害”ということになっていますが、

会社を辞めるまでは“うつ病”でした。

 

私の場合、双極性障害の躁状態の時に突発的に仕事を辞めてしまいました。

病院で先生にそのことを告げると、「辞めたの?!」と驚いていました。

それまでは“うつ病”だった私の病名は、その日から“双極性障害”へと変わりました。

 

特に何事かがあったわけではありません。

支店長の声が大きすぎてうるさいだとか、

人の悪口しか言わず下品で大嫌いで

聞きたくもないけど声が大きいから聞きたくない話が耳に入ってきて腹が立つとか、

日常的に積もり積もったものが、プチンと弾けた感じで突発的に辞めました。

 

今、冷静に考えると、双極性障害の躁状態の時の悪い癖って感じでしょうか。

これまでも何度か突発的に会社を辞めることがありましたが、

それと同じパターンだな、と思っていました。

“またか…”と。

分かっていたのにまたやってしまったのか、

と自分自身ですごく反省して後悔していました。

 

この会社には、会社側からもう辞めてくれ、と言われるまで、

おばあちゃんになるまで勤めるんだ、と心に決めて、

意を決して転職しただけに自分から辞めておきながら、自分の受けたショックは大きく、

辞めてからしばらくは“自分はなんて駄目なんだ”と塞ぎこんでいました。

 

でも、病院で“双極性障害”だと言われ、双極性障害について調べて見ると、

突発的に会社を辞めたりすることはよく見られる症状のひとつだと知って、

少し安心したと言うか、自分のせいじゃなくて病気のせいなんだ、と思うことができて、

今回辞めたのはしょうがない事だったんだ、と思えるようになりました。

 

色々と話を聞いた先生が、

「その条件なら傷病手当金が貰えるから請求してみたら?」

と教えてくれました。

 

何も考えなく動いていた私の出勤状況は、傷病手当金が貰える条件を満たしていたようでした。

思考能力が低下していた私は、何も考えることなく調べることもせず、会社へ連絡をしました。

すると、会社の経理の方は“辞めた後でも請求できる”ということを分かっておらず、

分かってもらうまで何度も電話でやり取りをしたのが面倒でした。

 

最終的には社長まで出てきて、

「それはね、会社に在籍中に休職する人が貰えるものなんですよ」と言われましたが、

医者から聞いた話を何度か繰り返しやり取りをしていると、

最後には「僕たちの勉強不足でした」と言って、ようやく書類を書いてくれました。

 

受給中の生活は、ほとんど寝たきり状態でした。

受給していた期間は、1年6ヶ月です。

とても助かりました。

 

在籍中の方の申請はもっと簡単だと思いますが、

退職後からでも条件が揃えば受給できるということを知ってもらいたいです。

 

たしか条件は、

退職日までに健康保険の加入期間が1年以上あることと、

退職日の前日までに連続して3日以上休みがあることと、

退職日に欠勤していること、

の3つだったと思います。

 

意外と最後の条件が難しいかも知れません。

荷物の整理とか、退職の挨拶などで会社を訪れたらアウトです。

 

私は何も考えていなかったにも関わらず、

上の3つの条件を知らず知らずの内にクリアしていたようでした。

自分素晴らしい、と褒めてあげたいです。

 

双極性障害なので回復する事はないのですが、

ずっと寝たきりでいたせいで体力がなくなり、

人がいるところにいくとパニック発作が起きるようになったりと、

症状は悪化していきました。

 

うつ病から双極性障害に病名が変わった事で、処方される薬も変わり、

病院の先生も探り探りの治療が続きました。

 

1年半が経ち、傷病手当金が切れる時がやってきました。

寝たきりだった私は当然働く事なんて出来ません。

お金もなくなり、病院へいくことも出来なくなり、またまた家に篭ってただただ寝ていました。

 

2年ほどは貯金やなんやかやで生活できていたのですが、

いよいよ家賃も払えない状態になりました。

この頃はもう思考能力も完全に落ちていて、

何をどうしていいのか自分では決める事が出来ない状態でした。

 

何かの支払いの用紙が来ていたので、家から徒歩5分ほどの市役所へ支払いに行きました。

たったそれだけの距離を歩くだけでも、途中何度も吐きながらやっと辿り着くような状態でした。

 

市役所の支払い窓口で支払いした後に、

その担当者に現状を話して、どこか相談に乗ってくれるところはないですか、と聞いたところ、

福祉課を紹介されました。

言われるままに行ってみると、なんとそこは生活保護の窓口でした。

 

私は別に生活保護が受給したかったわけではなく、

思考能力の落ちた私の変わりに今どういう行動をすればいいのか

客観的に決断して欲しかっただけだったのに。

 

でもしょうがなく、生活保護の担当の方に現状や病気のことを話すと、

「その状態だったらおそらくすぐに受給できると思うので、この書類を書いてください」

と言われ、書類を書きました。

 

担当者の言われた通り、すぐに受給決定の通知が来てすぐに生活保護費が支給されました。

そして、福祉課の方に障害年金を受給する資格があることを教えられ、申請をしました。

“これで家賃が払える…”と安堵したのを覚えています。

病院にも再び通い始めました。

 

生活保護費がただ支給されるだけでなく、

私を社会生活に再び参加できるようにゆっくりとではありますが、

いろんな部署の福祉の関係の方たちが私に関わってくれたのはとても助かりました。

 

まず、家に閉じこもるのではなくて、

週に1回だけでも家から出て人と話す時間を作ろう、ということで、

市役所のハローワーク担当の方と週1でお喋りをするところから始まりました。

 

その後、徐々に段階を経て、再就職に向けての練習へと進んでいきました。

1年間限定の入力業務のパートなどを経て、

現在は徐々に再就職に向けてA型作業所で練習中です。






お金の心配をしないで会社を退職して傷病手当金を受給する方法

退職後も傷病手当金を受給し続けるには、
退職前から受給を開始しておく必要があります。

傷病手当金を確実に受給したい人の為に、
複雑な手続きに一人で不安にならない為の、
傷病手当金受給マニュアルがあります。

傷病手当金受給マニュアル


退職後の傷病手当金 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL