複数の傷病による傷病手当金

傷病手当金は会社等に在籍中に、業務以外で発症した傷病が原因の休業に対する補償です。

 

原因となる傷病が複数の場合はどうするのか?

基本的に申請する傷病は一つだけで構いません。

複数の傷病を記載したからといって、受給できる金額が増える訳でも、

期間が延びる訳でもありません。

 

では、まったくメリットがないかというと、個人的にはメリットはあると思っています。

私の思うメリットは保険として機能する点です。

 

傷病手当金は初回が通れば、その後の支給は比較的通りやすくなります。

といっても申請する度に審査があるので、

医師の記載があっても症状次第では審査に落ちる可能性もなくはありません。

 

そこで、複数の傷病で申請することにより仮に一つの傷病が審査を通らなくても、

もう一つの傷病で通過することが可能になります。

 

しかしその一方、デメリットもあります。

二つの傷病が、独立した別の傷病だと医師も違うはずです。

その場合、二人の医師にそれぞれ病状について書いてもらわなければなりません。

それでも、同じ病院内であればまだいいのですが、

傷病によって別の医療機関だと、それぞれに出向いて書類をお願いすることになります。

 

また、料金もかさむことが考えられます。

同じ病院内でも複数の医師に依頼する以上、料金もそれなりになります。

違う病院だと料金体系も異なるので、もしかすると倍以上の額になることもあります。

また、別々の病院に赴くのはそれ自体が手間になります。

 

それに、傷病手当金は一度終了すると、再度同じ疾病で受給することができません(例外あり)。

つまり、それぞれ別途受給(最大1.5年+1.5年)できる可能性を自らなくす、ということになりかねません

(初診日等の問題もあるので、実際に別途申請が通るかはケースバイケース)。

 

私は保険の意味で二つの病気で申請しました。

都度申請書類を二つ書かなければならない。

手間も料金も増してしまうので、客観的に見れば複数の傷病を記載するのはデメリットの方が大きい気もします。

しかし、収入が断たれてしまう不安を抱えてすごすより、その不安を軽減する方を選択しました。

後悔はあまりありません。

 

私の傷病は、二つとも仕事を継続するのは厳しいもので、多分どちらか一方だけで通ったと思われます。

実際、協会けんぽの職員さんからは「どちらかだけでいいですよ」と言われました。

 

傷病手当金を申請する人の事情は、皆それぞれ違います。

しかし、病気で働けないという点は同じです。

確実に受給するためには、まず情報収集が大切です。

疑問点は専門家に尋ねる等、きちんと解消しましょう。






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