精神疾患による私傷病休職時の傷病手当金申請などについて体験談を書いてみた

精神疾患による傷病手当金申請まわりの体験談を書いてみました。

ご参考になれば幸いです。

 

 

■病名、症状

わたしが患っている病気は「強迫性障害」というもので、

休職時はうつ状態、意欲低下により就労が困難な状態でした。

 

 

■傷病手当金の受給期間

1回目:約5ヶ月

2回目:約11ヶ月

3回目:約8ヶ月

 

傷病手当金の受給可能期間は1年6ヶ月です。

復職を経て再度休職をし、保険組合が過去と同一の傷病が継続していると判断した場合には、

受給期間が前回休職時から通算され、

「前回の支給開始日から勤務期間を含め連続して1年6ヶ月まで」

が支給期間と決定されることもあります。

 

私の場合は復職時に実際に勤務した期間がある程度あったことも要因だと思いますが、

休職するごとに、支給開始日がリセットされていたようです。

 

 

■休職時の状況

1、2回目の休職時ともに、おかしな言動が認められるようになり、

職場の人の判断で通院先の心療内科へ診断書をもらいにいき、

会社にこれを提出して、休職しました。

 

3回目は朝起きることがとにかくつらく、遅刻と欠勤を繰り返し、

これ以上持たないと個人で判断をして通院先へ定期通院日以外の日に行きました。

作成してもらった診断書を会社に提出し、休職となりました。

 

 

■受給中の生活(体験談)

会社の始業終業時間等の制限がないぶん、起きる時間、寝る時間がかなり乱れます。

休職初期は家から出ることすら怖かったり、

何もする気力がないのでふとんにもぐったまま1日を終えてもよいです。

 

本当に、人間ダメな時はしばらく動けないので、

実家に帰って家族のお世話になるのもひとつです。

 

しばらくすると、メンタルがすり減ったばかりに変わり果てた私を心配して

見守るしかできなかった家族も、「1日中なにをしているんだ!」、と怒り出します。

 

まずは家の中をうろちょろすることから動くことを再開してみましょう。

お手伝いが好きだった優等生や、ほんとうは親孝行をしたかった人であれば、

家事をみずからすすんでやることで、家族に喜ばれます。

 

そうでない方は、家をでるのがまだ怖いようであれば、

私が実践した方法ですが、エアロビクスのDVD付き本を買って運動をしてみるのもよいでしょう。

体を動かせるようになったら、朝起きる時間と寝る時間を規則正しくすることにチャレンジします。

 

わたしが今も服用している睡眠薬は長期にわたって服用するのは体に良くないそうで、

頼らずに寝られるようになるといいと医師に言われています。

 

寝られない生活はどうしてもきついので、

アルコール摂取を控えるなどほかのマイナス要素を減らして、

睡眠薬をじょうずに活用してください。

 

家で安心して過ごせたり、外へ軽いお散歩へ行けるようになったら、

会社で働いているときなどをイメージし、

「どこかに行って、たとえば5時間そこで本を読みながら過ごす」

という習慣づけを始めます。

 

図書館やカフェ、ジムに行き、なにか作業をしましょう。

寝てしまいそうなときは、(あまりよくないのですが)スマホを眺めたり、

図書館をうろちょろしたり、カフェをはしごするなどして、

とにかく「どこかに行って、目標設定した時間、そこで過ごす」

という目標を達成することに心血をそそぎましょう。

 

復職する意思があり、医師、患者ともに復職を視野に入れた段階になると、

勤務先の近くまで行って短時間でもいいからそこで過ごすという模擬通勤訓練を指示されます。

模擬通勤訓練をパスしたのち、4週間の仮復職期間として5時間の短時間勤務から仕事を始めました。

当初数ヶ月間は残業禁止の制限ありでした。

 

 

■心療内科へのかかりかた~相談者をみつけるまで~

・産業保健室があったり産業医がいる場合

産業保健室とコンタクトを取り、相談をしてみてください。

上司へ相談することも大事ですが、

メンタルがすり減っているときの相談先の優先順位は、上司より産業医を上においてください。

 

なぜかというと、上司に相談して、受け入れてもらえなかったとき、

上司だけがなにも相談先のすべてではありません。

産業保健室の存在があることを頭のすみにおいてください。

 

精神障害関連を専門としない産業医である場合もありますが、

会社と心療内科がある病院、クリニックにパイプがある場合もあり、

よい病院に出合える確率が高まるかもしれません。

 

 

・産業保健室、産業医もいない場合

多くの会社はそんなのないよ、と思うかたもたくさんいらっしゃるかもしれません。

家族に相談すると、「心療内科で処方されるお薬なんて、体に悪い」とか

「気のもちようだよ。生活リズムを整えて、休みの日はリフレッシュすれば治るよ」

とか言われそうなものです。

 

副作用が少なくかつ効果的なお薬を適切な分量処方してくれる医師も存在します。

ですので、家族に相談をするのも大切ですが、家族等非医療者の意見をうのみにするのではなく、

医師にかかる選択も考慮範囲に入れてください。

 

世の中には悪い病院や医師もたくさん存在すると思うので、病院選びはとても難しいと思います。

私が通っているクリニックは、ホームページに顔写真付つきで

これまで勤務していた病院歴など詳細な情報が掲載されています。

たくさんの情報に悩んで結論を出すのが遅くなるデメリットもありますが、

複数のホームページを比較検討してかかる病院、医師を選ぶとよさそうかなあと思います。

 

劣悪なクリニックを選んでしまう危険が怖ければ、

大学病院をまず受診するのもいいのかなあと、

大学病院の心療内科は未経験ながら感じます

(劣悪な精神科医を選んだ人へのインタビュー記事を読んだことがあり、そう感じました/笑)

 

 

■傷病手当金申請用紙の入手方法

私の場合は、会社が申請用紙を毎月お送りしてくれるシステムなので、

申請用紙が自宅に届いたら、必要事項を本人記入欄と医師記入欄ともに埋めて

会社に返送するだけで済みました。

 

会社から送られるということもない方は、

保険組合のホームページから申請用紙をダウンロード、

印刷できるできるところがあるので、

ご自身が入っている保険組合等のホームページを確認されることをおすすめします。

 

なお、メンタルが弱っているときに、

個人情報でいっぱいの申請用紙を紛失するといろいろな意味でたいへんです。

 

(1)「振込希望口座」欄だけはとにかく封入直前に書く

(2)医師に記入してもらうために心療内科に提出する際は

「氏名」と「疾病または負傷の療養のために休んだ期間(申請期間)」だけを書いて提出し、

医師記入済みの申請用紙を無事に家に持ち帰ってから、

必要事項をすべて書いて封入、ポスト投函するやりかたもあります。

 

心配な方はお金がかさみますが、返送にあたって簡易書留を利用するのも手です。

 

 

■傷病手当金を申請する方へ向けてのアドバイス

手もとにある傷病手当金申請に関する案内資料を読むと、

「給付の申請には特に期限はないが、給付を受ける権利は、

『労務不能であった日ごとにその翌日』を起算日として2年で時効となる」ようです。

 

状況次第では、保険組合の判断が異なる可能性もあるので、

とにかく、もらえるものはもらうという意識で、

手続き書類に記入するのが面倒でも記入をはやめにすませ、

面倒でも早めに出すようにしてください。

 

 

■傷病手当金申請を考えている方へ

当然ながら、休職できる期間にはかぎりがあります。

仕事をしていくなかで回復するという考えもあるので、

会社と相談をして当初は短時間勤務ができないか確認をしてみてください。

 

傷病手当金受給期間を過ぎてしまっても、

団体長期所得補償保険や離職票をハローワークに提出して

失業保険を受けられるかもしれない道もあります。

 

人生、なんとかなる、と思っているほうが幸福度が向上するそうなので、

なんとかなると考え、必要な手続きをとりましょう。






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