私は仕事の辛さから、自殺未遂し、救急車で運ばれ『心神喪失状態』と診断され休職を余儀なくされました。
当面、『休みなさい』という診断が出たため、その期間傷病手当がでることになりました。
私の場合は、会社の担当者が良い方だったので、
申請に必要な書類はすべて会社で用意してくれましたが、
母親が同じように傷病手当の申請をする際は自分で用意しなければならなかったので、
必ず会社が用意してくれるというわけでは無いようです。
ですので、自分自身で用意する必要がある方は『全国健康保険協会』のHPから印刷してください。
私も母も約3か月のみ傷病手当をもらいましたが、同一の傷病で最大1年6カ月受給できるようです。
ただし、受給中に退職する場合、継続して受給するには条件があるようなので、
詳しくは『全国健康保険協会』のHPを参照してください。
傷病手当の申請には4枚の用紙が必要です。
1枚目・2枚目は傷病手当金の振込先や病状などを自分自身が記入する用紙、
3枚目は何時から休んでいるかなどを会社に記入してもらう用紙、
そして最後の4枚目はドクターに病状などを記入してもらう用紙になります。
ちなみにこのドクターに記入してもらう用紙は健康保険が効くようで、
私や母の場合は、診断書より安くで書いてもらえました。
この4枚の必要な用紙(+最初の申請の時は勤務表などのコピーが必要)をそろえて
全国健康保険協会に申請となりますが、ここでも自分で提出するか会社が代行してくれるかどうかは
会社の対応により異なりますので、会社の担当者と相談してください。
(私の場合は会社が代行してくれましたが、
母は自分で全国健康保険協会に郵送しなければなりませんでした。)
私や母が傷病手当申請後、傷病手当金が支給されるまでに約1カ月半程かかりました。
私や母の時は、不足するお金は家族で立て替えたので助かりましたが、
貯金がない人は周りの頼れる人に相談してください。
母親の時は、入院・手術が必要な状態でしたので、
同時に『健康保険限度額適用認定申請書』の申請もし
『健康保険限度額適用認定証』の交付を受けました。
これは簡単に説明すると高額療養費で後からお金が返金されない代わりに、
所得に応じて決められる限度額までの支払いでいいという制度です。
申請後、何か月後かに返金されるのを待つか、先に申請しておいて限度額の支払いで済ませるか、
それはあなたの収入・貯金などの経済的理由と相談しながら決めてください。