傷病手当金を受けたおかげで

私は、以前勤めていた会社での心労と身内の不幸が重なった事で、鬱病にかかり退職しました。

一人暮らしで経済的にも精神的にも親は頼れない状態で、逆に親に送金していたくらいだった為、

途方に暮れかけていたら傷病手当金という制度があると教えていただいたので、受給することにしました。

手続きは案外簡単で、その頃何をするのも気力がわかない私にもできる範囲のもので、すんなり進みました。

 

定期的に病院へ通院することと、時々手続きの書類を提出すること以外は特に何もないので楽でした。

医師にも傷病手当金を受けられる間はのんびりしたらいいよ、

と言われ、その通りに自由に過ごそうと思いました。

 

しばらくすると体調がかなり回復したため気持ちも楽になり、

毎日決まった時間に起きなくてもよく、今まではずっと感じていた

「~しなければならない」事から開放されてどんどん元気になっていくのを感じました。

 

以前の仕事が日給月給制だった為、休むとその分収入が減るのでスケジュールを誰より一杯一杯入れて、

外回りなので夏は暑く、冬は寒い中一日くたくたで

好きな音楽も好きな映画も楽しめなくなっていた日々を思えば夢のような時間でした。

 

近くの公園をウォーキングして気持ちの良い緑の中で、好きな音楽を聴きながらおにぎりを食べる。

カメラを持って今まで行きたかったけど行けなかったところへでかけて好きなだけ写真を撮ってくる。

映画ドラマ見放題のサービスで一日中好きな作品をまとめて見る。

 

傷病手当金のおかげで、生活のため、親のため、お金を稼ぐため。

と必死でそんなに好きでもない仕事にしがみついていた時に忘れてしまっていたことを思い出したのです。

 

遠くの親戚より近くの他人を改めて実感したこと。

自分の人生は自分のもので、もっと「しなければならない」じゃなくて「したい」事をして生きたいということ。

そんな、今思えば、当たり前のことができていなかったがために

病気になってしまったことにやっと気づいたのです。

 

実は受給し始めは罪悪感のようなものを感じていたのですが、

これは、私のココロのリハビリなんだとちゃんと納得できて過ごせるようになってからは

自由な時間も清々しく過ごせました。

これは怠惰ではない、この先の自分のための必要な休暇なんだ

と心と身体がちゃんと感じ取っていたからだと思います。

 

これからは、自分が楽しいと思うことを仕事にしよう、

そうその頃決めたら、びっくりするくらいに簡単にやりたいと思える仕事との出会いがあり、採用もきまりました。

手当が切れる頃には新しい仕事も決まり、今は楽しい仲間と楽しい職場で楽しく働いています。

 

いろいろな傷病で手当は受けられますが、

特に私のように鬱病などの際は手当を受ける手続きも面倒だししんどい、と思うかもしれません。

私も正直手続きをするために人に会うのも辛かったり、

先程も述べた罪悪感も感じたりして戸惑いもありましたが、

今では本当にあの時手当金を受けてゆっくりした日々があったからこそ、

今充実した毎日をおくれていると自信を持って言えます。






お金の心配をしないで会社を退職して傷病手当金を受給する方法

退職後も傷病手当金を受給し続けるには、
退職前から受給を開始しておく必要があります。

傷病手当金を確実に受給したい人の為に、
複雑な手続きに一人で不安にならない為の、
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