傷病手当金はとりあえずの生活費

夫が傷病手当金を受給したことがあります。
夫は結婚当時は、契約社員として働いていました。
と言っても、正社員と同じ待遇だったので、私も夫もそれ以上は望んでいませんでした。

入社3年目を迎え、契約更新の時期になりました。

さすがにこの時期だけはひやひやします。

もしかしたら、更新できないかもしれないからです。

 

上司や社長に呼ばれた主人は、そこで驚きの説明をされたそうです。

正社員になってほしいという話でした。

しかも、その施設のトップになってほしいという大出世話です。

正社員になると、ボーナスも今までより増え、家族手当、住宅手当、役職手当など、

様々な手当てが上乗せされます。

 

しかし、夫は即答せず、一度妻と相談・・・と保留にし、私に話してくれたのです。

私は、夫が決めることなので、あなたのサポートをしますとだけ伝え、

翌日出勤した夫はオーケーの返事をしました。

 

ここが、私たちの生活の地獄の入り口だったと今でも思います。

今まで、立場的には一番下っ端だったのが一転して、一番上になったのですから、

周りのひとからしたら面白くはないですよね。

自分の親の世代や、今まで実質上司だった人よりも上になるわけですから。

 

同期の契約社員たちは、契約更新されたものの、契約社員のままです。

今まで、年功序列で組織化されていた会社で、

今回の主人の昇進は誰もが納得のいかないものだったのです。

社長は、夫の行動力や仕事の実績、人柄を見て判断したそうです。

 

周りからのいじめがはじまったのは、時間の問題でした。

夫は、しばらくの間は私には打ち明けず一人でたえていたようです。

理由は、私が妊娠して、仕事も辞めていたからです。

きっと心配かけまいとしていたのでしょう。

 

いじめが日に日にエスカレートし、異変に気付いた私が問い詰めると、

すべてを話してくれました。

休みの日に心療内科を受診し、しばらく通院してうつ病と言われました。

初めは、自律神経失調症とのことでした。

しかし、だんだんと独り言が多くなったり、幻聴がきこえる言いだし、病院をかえて精神科を受診しました。

 

このころは、とても生きているとは思えないほどのどんよりとしたオーラでした。

会社を休みがちになりました。

精神科に通ううち、統合失調症と診断されました。

心配してくれた会社の本部の人が、傷病手当金について教えてくださり、

該当するとのことで、3か月の休みがもらえました。

 

月に15万円くらいだったでしょうか、手当金が支給されました。

精神的な病は、周りの人には見えません。

「ただ根性が足りないだけでは?」などと、会社でもいろいろ噂されていたそうです。

 

支給額では、はっきり言ってまともな生活はできません。

貯金を切り崩して足しにしていました。

 

3か月で良くなったとは言えないのに、生活を維持するために会社復帰しました。

しかし、学生のアルバイトでもできるような部署に回され、ひどい扱いもされ、

なじむことができなくて、すぐに退職届を出しました。

 

私が出産して1年間は、貯金を切り崩した生活が続き、

子供を保育所に預けて私が生活を支えることになりました。

現在もその生活スタイルは変わりありません。

 

障害年金を支給されていますが、私も結構なペースで働いています。

傷病手当金は、とりあえずの生活費です。

精神的な病は完治も難しいですし、再就職も厳しいものになります。

 

なった者にしかわからないことですが、もう少し金額があればな・・・と思うし、

治る見込みがあまりない場合の他の対処法も考えてほしいと思います。






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