今、誰でも考慮しなければいけないと思うのが健康問題。
今回自分が起こった問題で傷病手当申請を申請する運びとなりました。
その現状をご報告します。
1.病気の内容
仕事中に今までにない頭痛を感じ、耐えられず早退に…。
某病院に行きCTで診てもらったら「異常ははっきり見えてこない」
という結論でもう少し大きな病院で精密検査をするように紹介状を書いてもらいました。
その結果、病院の脳外科の先生にお話をしましたら
「頭痛の患者さんはたくさんいるのであなただけじゃない!
MRI検査なら希望者がたくさんいるので1ヶ月先になるが…。」
といわれ、もう治す気力もなくなり自然に治るだろうと思い、
頭痛に耐えながら又仕事の復帰しました。
次の朝、仕事中に急に意識がなくなり、救急車に運ばれました。
くも膜下出血でした。
3週間後に命の危険もありましたが奇跡的に意識を取り戻しました。
仕事は当然出来る状態ではなく、総務部の提案で傷病手当の申請の案内をもらいました。
(実はこの病気の発症する3年前、同じような症状の脳梗塞にかかった時も
傷病手当を申請し数週間頂いたこともあり、
手続きは抵抗はなくスムーズに申請ができました。)
2.退職の理由
後遺症は下半身麻痺となり、8ヶ月経った後でもこの麻痺は治らなかったため、
総務部人事課の見解は「このままでは仕事の復帰は無理と判断します。
よって、あなたは解雇となります。」といわれ、
行き所もないままこのまま傷病手当を頂くことになる為、退職手続きはしましたが、
健康保険を延長加入にして、この傷病手当を毎月1回、医師の証明を提出していただくことになりました。
(このとき国民保険に変わると傷病手当はもらえないそうです。)
3.申請方法
まずその健保組合から傷病手当申請書を頂いて、かかりつけの医師に証明をもらい、
健保組合に書類を提出します。その後に指定講座にて傷病手当が振り込まれます。
(おおむね基本給の70%程度でした。)
4.受給するまでの苦労
まず書類を頂くために担当者に連絡してから郵送できますので早めの申請が必要です。
また医師の先生に受診するのでどうしても時間がかかりそうです。
それを毎月行うことを忘れてはいけません。
(受給中は転職活動が難しいですし、失業保険がもらえません。)
5.受給中の生活
何もすることがありません。
勉強するか軽い運動くらいでしょうか(私は専らリハビリが主体でした。)
とにかくこの生活を早く脱出しなければ元の生活が出来ないと思いました。
治すのも大事ですが、就職して生活の基盤を作ることも大事なので
そのタイミングを作るのがポイントでした。
6.期間
発症して約1年間は、傷病手当で生活していましたが、
その後は失業保険を使い、リハビリテーションセンターで
職業訓練校に通いリハビリをしながら生活をしていました。
7.具体的な金額
おおむね17万くらいの額で生活していました。
8.手当て以外の利用した制度
特にありませんでした。
9. 申請者へのアドバイス
手当てを頂くのも大事ですが、社会復帰のタイミングはとても大事です。
無理せずに一歩ずつ進んでみてください。
10.回復してから復帰するまでのこと
回復の兆しが見られた後、転職は2年後に決まりました
(186社落選してやっと見つかりました。)
11.転職結果
障がい者になってしまいましたが、
根気があればどんなことでも乗り越えられる気持ちで頑張るしかないと思いました。