大学卒業をして、新入社員として社会人デビューしたわたしは、
健康管理に失敗してしまって、わずか1年以内にうつ病を発症してしまい、
早々に会社を休職することになってしまいました。
そのときに、とてもとてもありがたい制度、傷病手当金をいただいておりました。
親元にはいたものの、病院代なども結構高くついておりまして、本当にありがたかったです。
当時、うつ状態だったころのことは、すべての記憶が割とあいまいなのですが、
なんか所定の用紙に記入をして、あとは会社の方が処理をしてくださっていて、
どこかに申請してくださっていた(ものすごいあいまいで申し訳ありません)んだと思います。
わたしが、休職していたのは約数か月だったのですが、
その間、傷病手当金を受け取っていたように思いますね。
期間に関しても、どのくらいの復職レベルでもう受け取らなくなったのかをはっきり覚えておらず、
詳しく書けないのですが。
ただ、今でも、あのとき、いただいたお金のことを考えると今、
その手当金が、必要な人のところへちゃんと届くように元気な自分は、働こう。
もしくは、働いている家族をしっかり応援しようと思います。
自分がしてもらってありがたみを感じないと、
他人に対して何かしてあげることはできないと聞いたことがありますが、
まさにそうだと思います。
そこそこ元気な人が、なぜか受給してしまうというケースもまれにあるのかもしれないですが、
こうやって、タイムラグがありながら、お互いに助け合い、
社会を作っていける仕組みというのはとてもありがたいですね。
もちろん、この傷病手当金を、一度も使わないまま、
お仕事人生を終えられる方もたくさんいらっしゃると思います。
その方々にとっては、少し損をしたような気持ちになられるかもしれませんね。
ただ、こういった損得というのは、その場だけでなくて、大きな視点、時間軸で見ると、
何かしら必ず、その人にもメリットを還元しているのではないかなと思います。
というか、そうであってほしいです。
なんでもそうですが、「クレクレ」権利を主張して、
とにかく、貰えるものは貰いたい!損したくない!与えるものは最小限に抑えたい、
という思考だと、長い目で見ると結局、あまり、利や富を得られることはないのではないかなと思います。
お金そのもの以外にも、豊かさなど。
少し話がそれてしまいましたが、わたしや、そういえば父も
(父の場合は、がんで休職しました。今は元気に回復して復職しておりますが)
お世話になりました傷病手当金。
このときいただいたお金には、みなさんの心がたくさん詰まっていたと思っています。
お返しできるように、いま、元気な自分はいろいろとアクションを起こしていこうと思います。